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2007年02月22日

品漬け

花々の芽も急に伸びだし、春が近づいてきました。
長らく更新していませんでしたが、再開したいと思います。

さて、穏やかな冬でしたが、漬物は例年になくどれも上手にできました。
赤カブの漬物です。これは飛騨高山の“品漬け”です。
茨城でも毎年漬けています。
夏から秋に採れる胡瓜や茄子、茗荷、きのこ、菊芋を塩漬けしておいたものに、
初冬、赤カブが出来たら、カブには塩をせず、全てを混ぜて漬け込みます。
赤い色がでるまで、およそ十日間かき混ぜるのです。
手が切れる程の冷たさの年もありますが、今年はちっとも苦ではありませんでした。

徐々に発酵して、赤カブの色で全てが赤くなります。爽やかな酸味と、
品々の持ち味が活かされた薄塩の漬け物です。
今回はとりわけ新潟丸茄子が抜群のおいしさでした。

今年もまた、その茄子の種蒔きを近々いたします。

私が小学校六年生、今から四十年以上も前のことですが、
伯母に連れられて高山に住む伯母の詩友を訪ねた時、
この品漬けを、朴の葉に載せ炭火で暖めながら振舞っていただきました。
空気の底冷えする静かな雪国の優しい心遣いが、今、本当によくわかります。

赤カブの品漬け 008aJPG.jpg

投稿者 Oguna : 2007年02月22日 11:00

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