尋常小学唱歌の “ふるさと”
「 うさぎお~いしかのやま、小鮒つ~りしかの川 」 ですが、
わがツマ(夫)は本当に兎を追っかけてとったし、小鮒も釣ったそうです。
私や私の姉は、のどかな景色のいい歌ね~くらいにしか考えなかったのですが、
ツマの話を聞いて本当の気持ちがわかりました。
この歌は食料確保して楽しかったことも、真実なのです。
兎はお~いしかったのです。
ミミズのえさで、手作りの竹ざおで鮒は釣ります。小さな鮒は逃がして大きなものだけ
家族の人数分たまるまで大きな行水盥で飼っておいたそうです。
そして、味噌汁にするのですが、もちろんおわんに一匹ずつ入っています。
小骨が多いのでそれ自体を口に含んで旨みを噛み締める程度ですが、
すぐ上の兄はそれを上手に骨をとって食べたそうで
みんなが食事を終えてもやっているので母親から叱られたとか。
鮒の味噌汁は旨かったそうな。自分の釣ったものが食卓に登ることは、
本当に誇らしく猶のことおいしかったのでしょう。
野山を川を歩いて食べれる物を確保することは
生きているものにとって嬉しいことではないでしょうか。
生産することとまた異なり、自然の恵みをいただくことのありがた~~い、喜び。
春の始まりは”蕗の薹”からです。
山蕗のほろ苦さ、てんぷらも美味しいし、蕗味噌も大好き。
風はまだ冷たいのですが、落ち葉を掻いてみるとしっかりでています。
故郷
文部省唱歌
一、 兎追いしかの山、
小鮒釣りしかの川、
夢は今もめぐりて、
忘れがたき故郷。
二、 如何にいます父母、
恙なしや友がき、
雨に風につけても、
思いいずる故郷。
三、 こころざしをはたして、
いつの日にか帰らん、
山はあおき故郷。
水は清き故郷。

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